メンズ脱毛は1回目から効果がある?押さえておくべきポイントを徹底解説!
できることなら早い段階で効果を得たい脱毛施術。
施術後は自然に毛が抜けてくるはずなのに、全然効果がないと悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか?
脱毛施術は1回目から効果がある?光脱毛・レーザー脱毛の場合
一般的な脱毛の方法には、「光脱毛」と「レーザー脱毛」があります。
特殊な光を当てることで毛の色素であるメラニンに反応させ、毛の成長に関わる細胞にダメージを与えることで毛を薄く、生えにくくします。
光脱毛とレーザー脱毛では特殊な光の出力が異なるので、脱毛が完了するまでの回数は異なりますが、どちらも回数を重ねるほど理想に近づくことができます。
毛周期が深く関係する
脱毛には、「毛周期」というものが深く関係します。毛周期とは、人間の体に生えている全ての毛が生え変わる周期のことを指します。
「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間が数ヶ月ごとに順番にサイクルしており、脱毛施術はこの「成長期」に属している毛にのみ効果を発揮するため、毛周期にあわせて施術の回数を重ねる必要があるのです。
成長期
成長期の毛は、毛そのものと、毛の発達に大きく関わる「毛乳頭」という部分が接着している状態です。
一般的な光脱毛やレーザー脱毛の施術では、毛のメラニン色素を通して毛乳頭にダメージを与える必要があるため、この状態の毛に対してアプローチする必要があります。
退行期
退行期では、それまで行われていた毛母細胞の細胞分裂が止まり、毛乳頭と毛乳頭から栄養を得ていた毛の結合が弱まっていきます。
すると、毛は毛根から離れ、次第に皮膚の表面に向かって出て行くようになります。
つまり、退行期の毛は毛根から離れている状態であるため、引っ張ると簡単に抜けてしまいます。
その後、次の毛の種である「発毛因子(はつもういんし)」が、皮膚の下にある「バルジ領域」という部分から発生します。
この発毛因子を、「毛包幹細胞(もうほうかんさいぼう)」と呼びます。
毛包幹細胞は細胞分裂を繰り返すことで、新たな毛母細胞を作り出します。
この状態の毛に対して光やレーザーを照射しても、毛乳頭にアプローチすることができません。
休止期
休止期では、毛が毛根から離れて完全に抜け落ち、次の毛を生やす準備をします。
バルジ領域から発生した毛包幹細胞が細胞分裂を繰り返しながら毛穴の下に移動し、新たな毛母細胞を作り出します。
そして、新たな毛母細胞が完全に毛根に定着すると、再び成長期へと入っていきます。
光やレーザーはメラニン色素を通じて毛乳頭にダメージを与えるため、毛の生えていない毛穴に対して効果を発揮することはできません。
脱毛施術は1回目から効果がある?ニードル脱毛の場合
近年は主流ではありませんが、確実な効果を得ることができる方法として「ニードル脱毛」という脱毛方法があります。
電気の通った針を直接ひとつひとつの毛穴に当てて、毛を生やす細胞を破壊することで脱毛効果を得ることができるのがニードル脱毛です。
光脱毛やレーザー脱毛が主流となった近年ではあまりメジャーではない脱毛方法ですが、永久脱毛の効果があります。
針を毛穴に当てる際の痛みは非常に強いですが、1回目の施術から効果が実感できることがメリットです。
しかし、ニードル脱毛はひとつひとつの毛穴に針を当てなければならないため、非常に長い時間がかかります。
そのため、1回で希望の部位の施術を全て終わらせることは難しく、範囲が広い場合は施術回数を重ねる必要があります。
1回目から効果を実感する人もいる?
ここまでの解説で、光脱毛・レーザー脱毛では1回目から効果を得ることは、難しいということがわかりました。
しかし、「1回目から効果を実感できた」という声も上がっています。
これには、毛周期が大きく関係していると言えます。
「成長期」の毛が多い状態で1回目の施術を受けると、毛乳頭にダメージを与えられた範囲が広いことになるので、毛が細くなった範囲が広くなり、効果を実感できるのです。
ただ、どの毛が成長期にあるかどうかを見極めるのは非常に困難であるため、この時期を狙って脱毛施術を受けることは難しいでしょう。
また、光脱毛・レーザー脱毛の特殊な光は毛のメラニン色素に反応します。濃い毛にはメラニン色素も多く含まれているので、特殊な光が反応しやすく、毛の抜け具合を実感しやすいでしょう。
1回目から効果を得られるようにするには?
1回目の脱毛施術からできるだけ脱毛の効果を得られるようにするには、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
ただし、脱毛の効果が上がるわけではなく、最大限に脱毛の効果を得られるようにするためのものであるということを理解しておきましょう。
肌の状態を良好にしておく
逆に、カミソリ負けや炎症を起こしている場合、その部位を避けて行わないといけない為、効果を実感するまでに時間がかかることもあるので注意しましょう。
施術前の自己処理をした後はアフターケアをしっかりと行うことをおすすめします。
また、日ごろからも化粧水や乳液、ボディークリームなどで保湿を心がけるなど、デリケートな肌をしっかりとお手入れしましょう。
日焼け対策を行う
光脱毛・レーザー脱毛の特殊な光は、毛のメラニン色素に反応します。
日焼けをしているということは、肌自体にもメラニン色素が存在しているため、照射すると肌に痛みを生じてしまうことがあります。
紫外線の強い時期や野外での活動が多い場合は、日焼け止めをしっかりと塗って日焼けを防ぎましょう。
施術後に焦って自己処理をするのはNG
施術を受けた後、すぐに自己処理を行うことは禁物です。
ここでは脱毛後の自己処理が肌に与える影響や、脱毛後の自己処理の方法などをご紹介します。
脱毛後もムダ毛が気になるという人は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
自己処理が肌に与える影響
脱毛施術を受けている期間中に過剰に自己処理を行ってしまうと、肌トラブルを引き起こすリスクを高めてしまうことになります。
カミソリ負けになると、施術を受けられないこともあるため、焦って自己処理を行うことは止めましょう。
また、毛抜きを使って自己処理を行うと、開いた毛穴から雑菌が入り炎症を起こす「毛のう炎」を引き起こすことがあります。
毛のう炎は薬による治療が必要となるため、特に注意が必要です。
施術後に毛が気になった場合は?
施術後に毛が気になってしまった場合でも、脱毛施術期間中は誤った自己処理は控えるようにしましょう。
それでも肌を露出しなければならないシーンなどでどうしても自己処理を行いたい場合は、肌に負担の少ない電気シェーバーや、専用のハサミを用いたカッティングで対応するようにしましょう。
電気シェーバーはカミソリのように肌の角質まで削り取ってしまうことがなく、ムダな毛だけを取り除くことができます。
ただし、電気シェーバーを使用した場合でもクリームや化粧水などで肌をしっかり保湿することは忘れないようにしましょう。
まとめ:効果を得るには回数を重ねよう
脱毛施術は、基本的に回数を重ねるごとに効果を実感するものです。
1回目から満足できる効果を得られるケースはあまり多くないと考えた方が良いでしょう。
焦らずに、定期的に脱毛に通うことが一番の近道です。
ただし3回、4回と回数を重ねても効果を実感できない場合は、担当の施術者に再度カウンセリングしてもらいましょう。
光の出力の調整・施術の期間を調整など、何らかの対応をしてもらえるよう相談すると良いです。
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