くせ毛を活かしたメンズの髪型は?くせ毛を目立ちにくくさせる方法も紹介!

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くせ毛を活かしたメンズの髪型は?くせ毛を目立ちにくくさせる方法も紹介!

近年、職場などでのTPOはあるものの、男性のヘアスタイルの自由化が世間でも認められるようになってきました

お洒落や自己表現の手段として、ヘアスタイルを楽しむ方も増えてきているようです。

一方で、そんな髪に悩みを抱えているという男性も少なくありません。

悩みの中でも常に上位に挙がってくるのが「くせ毛」

くせ毛によって好きな髪形にできなかったりなど、コンプレックスに感じている方もいらっしゃるようです。

 

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くせ毛の原因とは?

そもそもくせ毛とは、毛根からカーブした状態で生えている髪の毛のこと。

多くの場合は毛根部分が原因です。

また、毛穴に汚れが詰まっている場合も、まっすぐ生えようとしている髪の毛を阻害して、カーブした状態で髪の毛が生えてしまうこともあります。

髪の毛のタンパク質が原因

くせ毛は、髪の毛の中にあるタンパク質の結合が崩れている状態です。

そもそも髪の毛の構造として、中心には「メデュラ髄質(ずいしつ)」というものがあり、その周りを「コルテックス皮質」が取り囲んでいます。

この2つが髪の毛の内側の多くを占めており、層の状態が髪の毛の質に影響しています。

まず、コルテックス皮質の中には、2種類の繊維状のタンパク質が縦に繋がって詰まっていますが、均等に繋がっていれば直毛が生えてきます。

一方、どちらかのタンパク質が偏っている場合はくせ毛が生えてきます

そして、この2種類のタンパク質のうちどちらかが偏ってしまう大きな原因は、「毛穴の形」

毛穴の形が歪んでいると、カーブした状態で髪の毛が生えてきます。すると、髪の毛の中のタンパク質が偏ってしまい、結果的にくせ毛となってしまうのです。

 

くせ毛は遺伝しやすい

くせ毛は遺伝的に子孫に受け継がれやすい要素です。親がくせ毛の場合、子供にもくせ毛が遺伝されるケースは多くみられます。

また、隔世遺伝も起こりがちで、「親はくせ毛ではないのに、自分はくせ毛だ」というケースにおいては、いずれかの祖父母がくせ毛であるという場合があります。

 

くせ毛の人は髪が痛みやすい

くせ毛は直毛に比べて、髪の毛が痛みやすいとされています。 髪の毛は通常、「キューティクル」と呼ばれるもので表面が覆われています。

しかし、カーブした状態で生えるくせ毛は、カーブした部分のキューティクルが剥がれやすい状態。

結果的に髪の毛が痛みやすくなるのです。

さらに、くせ毛は直毛に比べて髪の毛どうしの空間が広くなるため、乾燥しやすい状態です。

必然的に髪の毛の水分量が少なくなり痛みやすくなってしまうのです。

 

くせ毛の種類

一般的には「くせ毛」でひとくくりにしてしまいがちですが、その中にも種類があります

ここでは、それぞれを簡単に解説します。

 

波状毛(はじょうもう)

波状毛(はじょうもう)とは、髪の毛が波打つようにうねっている状態のくせ毛。

日本人のくせ毛で最も多いタイプです。

前髪などの生え際が特にうねりやすく、湿気などで広がりやすいことが特徴として挙げられます。

 

捻転毛(ねんてんもう)

捻転毛(ねんてんもう)とは、髪の毛が不規則に強くねじれた状態で、綱のようになっている状態のくせ毛。

すれたり絡まったりしやすいため、ブラッシングで切れたり、パサつきやすいのが特徴です。

 

連球毛(れんきゅうもう)

連球毛(れんきゅうもう)とは、髪の毛の太さが均一ではなく、表面がぼこぼこ・ザラザラした状態のくせ毛。

日本人にはこのタイプのくせ毛の人は少なく、主にアフリカ系の外国人に多いとされています。

 

縮毛(しゅくもう)

縮毛(しゅくもう)とは、髪の毛が縮れている状態のくせ毛。

内側が波状毛のような状態になったり、連球毛のような状態になったりすることも多いとされています。

 

くせ毛を目立ちにくくさせる方法は?

くせ毛は基本的には遺伝的な要素も大きいため、完全に直すことは難しいとされています。

しかし、くせ毛を目立ちにくくさせる方法であれば、いくつか存在します

方法やアイテムについて代表的なものを紹介します。

ただし、ここで紹介するものは基本的には一時的な対処方法であり、根本的にくせ毛を改善するものではないのでご注意ください。

ヘアアイロン

ヘアアイロンは、熱によって髪の毛をストレートにすることができるアイテム。

髪の毛に直接熱を与えるため、時間をかけずにすぐにまっすぐにすることができます。

しかし、直接熱を与えることから、髪の毛が痛みやすいというデメリットも。

髪の毛にできるだけダメージを与えないようにするためには、ヘアアイロンの温度を180℃以下に設定し、ヘアアイロンをあてる時間をできるだけ短くすることをおすすめします。

また、ストレートアイロンで髪の毛がまっすぐになるのは一時的であり、お風呂に入ってドライヤーで髪の毛を乾かすとまた元通りに戻ってしまいます。

 

ストレートパーマ

ストレートパーマとは、専用の薬剤を使うことでくせ毛をまっすぐに伸ばす方法。

薬剤を使って髪の毛をストレートにするため、ストレートアイロンよりは長期間直毛の状態が続きます。

とはいえ、永続的な効果はなく直毛の状態が続くのは、おおよそ23か月とされています。

髪の毛が伸び始めると根元の部分からくせのある髪の毛が現れるため、定期的にストレートパーマをあてる必要があります。

 

縮毛矯正

縮毛矯正とは、専用の薬剤を髪の毛に塗った後、専用のヘアアイロンを使用することで髪の毛をまっすぐに伸ばす方法です。

ストレートパーマと方法が似ていますが、「専用のヘアアイロンを使用して髪の毛をまっすぐに伸ばす」という点で違いがあります。

縮毛矯正は、ストレートパーマでも改善しない強いくせ毛の人に適しているとされています。

強いくせ毛にも対応できる分、髪の毛へのダメージも大きいですが、ストレートパーマよりも直毛期間が長持ちし、サラサラの髪の毛を手に入れることができます。

縮毛矯正とストレートパーマのどちらが適しているかは、美容師と相談するとよいでしょう。

 

縮毛矯正はストレートになりすぎない?

縮毛矯正は通常、かなりくせの強い髪の毛の人に向いているとされています。

そのため、髪の毛をストレートにする力が強く、直毛になりすぎて少々不自然になってしまうことも見受けられます。

しかし、経験値が高くスキルのある美容師であれば、薬剤を調節したり、ヘアアイロンをうまくコントロールしたりすることで、できるだけ自然な仕上がりにすることができます。

ただし、どの美容院でも自分の理想の仕上がりにできるとは限らないため、美容師とよく相談しましょう。また、口コミなども参考になります。

 

短髪でも縮毛矯正は可能?

髪を短髪にしている場合、縮毛矯正をかけられるのか疑問に持たれる方もいらっしゃるようです。

結論としては、可能です。ただし、髪の毛が短い場合専用のアイロンの扱いも難しくなります。

経験が豊富でない美容師から施術を受けると仕上がりが不自然なことになってしまうこともありますので、どこの美容院で、どの美容師から縮毛矯正を受けるかは慎重に選ぶことが大切です。

 

くせ毛はヘアケアも大切

くせ毛は根本的に完全に直毛にするのは難しいとされていますが、日々のヘアケアによってくせ毛を抑え、目立ちにくくすることは可能です。

また、そもそもくせ毛の人は直毛の人に比べて髪の毛が傷みやすいのでヘアケアは非常に大切です。

 

シャンプーの選び方

洗髪は毎日入浴の際に行うため、シャンプー選びはとても重要なポイントです。

くせ毛に悩まされているという人は、「弱酸性」や「スカルプ系」と書かれている製品を選ぶといいでしょう。

アルカリ性のものや香りの強いタイプ、価格の安いシャンプーなどは髪の毛へのダメージが強く、くせ毛を悪化させてしまう恐れがあります

また、最近ではくせ毛の人向けのシャンプーも多数販売されているため、自分の髪の毛に合うシャンプーを見つけるとよいでしょう。

 

洗髪方法を見直す

自分の髪の毛に合うシャンプーを見つけられたら、次は髪の毛の洗い方を見直しましょう。

毎日何気なく行なっている洗髪は、もしかすると髪の毛にダメージを与えているかもしれません。

髪の毛を洗うときは、毛穴の汚れを取り除くことを意識することが大切。

毛穴の詰まりは、くせ毛を悪化させる原因となります。

爪を立てて洗うと頭皮を傷つけてしまうため、指の腹で優しくマッサージをするように洗いましょう。

 

トリートメントを使う

シャンプーの後は、コンディショナーやトリートメントを行いましょう。

コンディショナーやトリートメントには、髪の毛の水分量を保持する役割があり、くせ毛によるパサつきなどを防止します。

ただし、パサつきを改善したいからといって、コンディショナーやトリートメントを付けすぎると、かえって髪の毛にダメージを与えてしまう可能性もあります。

コンディショナーやトリートメントは、髪の毛の根元10cmほど下から毛先まで付けましょう。

 

正しい方法で髪の毛を乾かす

髪の毛を洗ったあとは、できるだけ早く髪の毛を乾かしましょう。

湿った状態の髪の毛を放置しすぎると、髪の毛にダメージを与えてしまいます

髪の毛は次のような手順で乾かしましょう。

 

タオルドライ

髪の毛を洗い終えたら、まずはタオルドライをしましょう。

タオルでできるだけ水気を取ることで、ドライヤーの熱が髪の毛に当たる時間を短くします。

 

ドライヤー

タオルドライで水気を取ったあとは、ドライヤーで素早く髪の毛を乾かしましょう。

ドライヤーは1箇所に当て続けるのではなく、全体的に乾かすことを意識してください。

仕上げに冷風を当てることで、髪の毛がまとまりやすくなります

 

ブラッシングをする

ブラッシングは、一見くせ毛対策にはあまり関係ないように思われますが、実は有効です。

ブラッシングには髪の毛を整えるほか、頭皮の汚れを落とす、頭皮の血行を促進するなど、様々な効果があります。

ただし、これらの効果をきちんと発揮させるには、自分の髪の毛に適切なブラシを使い、正しい方法でブラッシングを行う必要があります。

普段何気なくブラッシングを行なっている人や、そもそもブラッシングを行う習慣がないという人は、次のような手順を参考にしてみましょう。

 

髪の毛が乾いた状態でブラッシングする

髪の毛の表面には、髪の毛を守るためにキューティクルで保護されています。

このキューティクルは、髪の毛が濡れていると傷つきやすい状態になっています。

その状態のままブラッシングをしてしまうとキューティクルを傷つけ、髪の毛が傷んでしまう原因となります。

ブラッシングを行う際には、必ず髪の毛が乾いている状態であることを確認しましょう。

 

上から下に向かってブラッシングする

髪の毛を保護しているキューティクルは、下向きについています。

そのため、ブラッシングを下から上に向かって行なってしまうと、キューティクルを傷つけてしまい、髪の毛にダメージを与える原因となってしまいます。

ブラッシングを行う際は、必ず髪の毛の上から下に向かって行うようにしてください。

 

無理やりブラッシングしない

くせ毛の人は、髪の毛が常に絡まりやすい状態です。

絡まった髪の毛を梳かそうと無理にブラッシングを行うと、髪の毛を痛めてしまう恐れがあります。

くせ毛の人は必ず、毛先から優しくブラッシングを行いましょう。

 

くせ毛の人におすすめのヘアスタイルを紹介!

くせ毛を悩みとして捉える方も多いようですが、日々のケアで抑えた上で、ヘアスタイルを工夫することも重要です。

上手く整えることによって、くせ毛を目立ちにくくしたり、それどころかくせ毛を活かしてオシャレな雰囲気に決めることだって不可能ではありません。

次のようなヘアスタイルを参考にしてみましょう。

 

アップバングショート

全体的に短くカットし、ツーブロックにすることですっきりとした印象を与えるアップバングショートは、ビジネスシーンでも通用しやすいヘアスタイルです。

セットするときは、ウエットタイプのワックスやジェルを全体に馴染ませ、ドライヤーで前髪を上げる(アップバング)ように癖を付けます。

その後、マットタイプのワックスで全体を立ち上げるようにセットします。

髪の毛全体をワックスでまとめるようなセットになり、くせ毛も主張しすぎない軽いパーマ風のニュアンスが出ます。

 

ツーブロック

髪の毛の両サイドを刈り上げるスタイルのツーブロックは、どんな髪型にも取り入れることですっきりとした印象を与えます。

くせ毛が最も目立ってしまうのは、横の広がりによって全体がやぼったく見えてしまう場合。

サイドを刈ってしまい、前髪だけであればパーマいらずで、ニュアンスを出すことすら可能

掛け合わせるヘアスタイルによっては、ビジネスシーンでも十分通用するヘアスタイルです。

 

マッシュ

マッシュとは、きのこのようなヘアスタイルのこと。近年若者の間で人気を集めるヘアスタイルの一つです。

トップを重めに残すことで、全体的に丸みを帯びたふわっとしたシルエットを作り出すことができます。

くせ毛の人は、パーマのようなスタイリングとなり持ち前のくせを生かしたスタイルができます。

 

ソフトモヒカン

頭の中央部分にボリュームを持たせたヘアスタイルのソフトモヒカン。

他の髪型よりも全体的な髪の毛の量が少ないヘアスタイルであるため、強いくせ毛の人もくせ毛が目立ちにくくなり、おすすめです。

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おわりに

くせ毛に悩まされている男性に向けた、対処方法を紹介しました。

くせ毛は遺伝的なものがほとんどで、根本的な改善は基本的には難しいとされています。

しかし、適切な対処やヘアケア、ヘアスタイルの工夫を行うことで、くせ毛を目立ちにくくさせること、場合によってはくせ毛を活かしておしゃれを楽しむことすら可能です。

また、永続的な対処方法ではありませんがヘアアイロン・ストレートパーマ・縮毛矯正をすることで、直毛の状態にすることができます。

ただし、熱や薬剤は髪の毛にダメージとして蓄積されるため、結果的にくせ毛を悪化させてしまう恐れもあるため注意してください。

くせ毛を活かすにせよ、直毛にするにせよ、メリット・デメリットを理解しながら選択を行い、上手くつきあっていくことが求められます。

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