男の鼻毛はどう処理する?正しいお手入れ方法を解説
肌やヒゲのお手入れで清潔感を出せても、鼻毛が出ているだけで印象が悪くなります。定期的に鼻毛処理をすることは有効ですが、処理のし過ぎには要注意です。鼻毛はムダ毛の一つであるとはいえ、決して意味もなく生えている訳ではありません。鼻毛には、体を守るための重要な役割があるため、むやみに処理をして良い毛ではないのです。この記事では、正しい鼻毛処理の方法を解説します。
鼻毛の役割とは?
鼻毛は空気中のホコリや細菌、ウイルスなどを吸い込まないようにするフィルターの役割があります。鼻毛をむやみに処理すると鼻から異物を防ぐ働きが弱くなり、花粉症や風邪をひきやすくなります。また、鼻毛には「嗅毛(きゅうもう)」と呼ばれる毛が生えており、匂いをかぎ分ける役割もあります。
男性の鼻毛に対する女性の意見は?
引用元:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000025105.html
鼻毛ケア習慣を始めよう!男女別おすすめアイテムを紹介します
54%以上の女性が「鼻毛が出ない用に手入れしてほしい」という結果が出ています。最近はマスクをする機会が増え、鼻毛ケアを怠っている方もいるのではないでしょうか。マスクを取った瞬間鼻毛が出ていると清潔感が損なわれ、男の魅力が減少する恐れがあります。相手にとっていい印象にはならないため、鼻毛のお手入れは必要不可欠です。
男性の鼻毛の処理事情
普段鼻毛の処理をしている男性の割合や、どのようなアイテムを使用して鼻毛処理をしているのか見ていきましょう。
鼻毛ってみんなどう処理してる!?
90%の男性が鼻毛処理をしており、半数以上が「鼻毛用ハサミ」、次いで「鼻毛用電動シェーバー」を使用していることがわかります。鼻毛用ハサミは、鼻の中の皮膚が傷つかないように刃先が丸くなっています。鼻毛用電動シェーバーは、手早く簡単に鼻毛のお手入れができるアイテムです。
次の項目では、鼻毛の処理方法別に特徴やメリット・デメリットを解説します。
鼻毛用ハサミ
ハサミで鼻毛をカットする方法です。鼻毛用ハサミは工作用ハサミよりも小さく、刃先が丸くなっているため鼻の中の粘膜を傷つけにくい構造になっています。
鼻毛用ハサミのメリット
・手軽に購入できる
・持ち運びに便利
・簡単に鼻毛をカットできる
鼻毛用ハサミのデメリット
・毛の長さが不揃いになりやすい
・すぐに毛が伸びる
・皮膚を切るリスク
・鼻毛を切りすぎるリスク
鼻毛カッター
鼻毛カッターは、直接刃が皮膚に当たらないため、肌トラブルが起きにくい構造です。鼻毛カッターを鼻の中へ挿入し、スイッチを入れるだけで簡単に鼻毛をカットできます。鼻毛処理以外の用途にも使用したい方は、アタッチメント付の商品がおすすめです。
鼻毛カッターには円筒型とカミソリ型の2種類あります。
鼻毛カッター・円筒型
円筒型は、電動タイプと手動タイプがあります。回転式の刃で広範囲の鼻毛を一定の長さに処理できます。
鼻毛カッター・カミソリ型
カミソリ型は自分で本体を回転させて鼻毛を処理する構造で、深剃りにも向いています。鼻毛だけでなく、眉毛や耳毛の処理も可能です。
鼻毛カッターのメリット
・肌に優しい
・持ち運びできる
・毛の長さを揃えられる
・鼻毛以外のお手入れにも使用できる
鼻毛カッターのデメリット
・充電や電池がないと使えない
・使用時にモーター音が鳴る
・カミソリやハサミより高額
鼻毛用カミソリ
鼻毛用のカミソリは鼻の粘膜を傷つけないようにセーフティーガードが付いているため、鼻毛の根元からカットしたい男性には不向きです。また、ボディ用のカミソリは鼻の粘膜や皮膚を傷つける可能性があり、鼻毛処理には不向きです。
鼻毛用カミソリのメリット
・持ち運びに便利
・簡単に処理できる
鼻毛用カミソリのデメリット
・根元から剃れない
毛抜き
毛抜きは、鼻毛を毛根から処理できるため、ハサミやカミソリよりキレイな鼻の穴を長期間キープできます。しかし、毛抜きでの鼻毛処理は粘膜への負担が大きく、毛穴が開いて肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
毛抜きのメリット
・手軽に購入できる
・持ち運びに便利
・キレイな鼻の穴を長期間キープできる
毛抜きのデメリット
・処理時に痛みがある
・粘膜を傷つけるリスク
・毛嚢炎や埋没毛のリスク
・処理に時間がかかる
鼻毛用ブラジリアンワックス
鼻毛用ブラジリアンワックスとは、ブラジリアンワックスを付着させた棒を鼻の中に入れ、数分後に棒を引き抜いて鼻毛を処理する方法です。通信販売やドラッグストアでキットを購入できますが、ワックス脱毛サロンでお手入れすることもできます。しかし、鼻の中の粘膜や皮膚への負担が大きく、肌トラブルが起きる可能性もあります。
ワックス脱毛のメリット
・一度でツルツルに処理できる
・キレイな鼻の穴を長期間キープできる
ワックス脱毛のデメリット
・痛みがある
・毛嚢炎や埋没毛のリスクがある
・粘膜を傷つけるリスクがある
・処理しすぎる恐れがある
鼻毛を処理する頻度や適切な範囲は?
鼻毛の伸びるスピードには個人差があるため、鼻毛をこまめにチェックすることが大切です。2週間〜3週間に1度を目安に鼻毛処理をするとよいでしょう。
鼻毛を処理し過ぎると鼻のフィルター機能が失われ、細菌や汚れが入りやすくなります。鼻毛の処理は入口から1cm程度に留めておきましょう。
鼻毛は脱毛できる?
自己処理が面倒で肌に負担をかけたくない方は、光脱毛やレーザー脱毛を検討するでしょう。しかし、鼻毛の脱毛は他の部位とは違い、簡単に脱毛できません。
鼻毛脱毛のリスク
鼻の中はデリケートで範囲が狭く、眼球にも近い部位です。プロによる施術であっても鼻の中を傷つける恐れがあるため、脱毛できるサロンやクリニックは少数です。また、鼻毛のフィルター機能を損なわないよう、鼻の入口までを脱毛範囲としているところが多いです。
鼻毛が目立ちやすい鼻の形の方や、鼻毛のお手入れが面倒な方には、鼻毛脱毛が有効です。
※RINX(リンクス)では安全面を考慮し、鼻毛は脱毛対象外となっております。
まとめ
清潔感や魅力を出すためにも、鼻毛をお手入れすることは大切です。しかし、鼻の穴の粘膜はデリケートな部分です。肌に負担がかかりにくい鼻毛カッターで処理するのがおすすめです。
ただし、鼻毛にはホコリやウイルスから体を守るフィルター機能があります。鼻毛を自己処理する際は鼻の奥まで処理せず、鼻の入り口1cm程度に留め、リスクを抑えましょう。定期的な鼻毛処理が面倒な方には、一部の脱毛サロン・クリニックで行われている鼻毛脱毛もおすすめです。狭い範囲に反して料金は高めの場合が多いですが、「うっかり鼻毛が出ていた」という心配がありません。