脱毛後の正しいケア・自己処理・NG行為をピックアップ
女性と同じように男性も身だしなみの一つとして脱毛をする人が増えてきています。しかし、脱毛をしているからといってムダ毛について安心しきってはいませんか?
実は、脱毛の効果を十分に発揮するためには、脱毛後はホームケアが大切です。正しいケアを身につけて、快適に脱毛を進められるように準備しておきましょう。
また、RINX(リンクス)では脱毛後のケア以外にも、様々なご相談をお受けします。「脱毛後の正しいスキンケア方法」「脱毛後にやってはいけないこと」「自己処理はしても良いのか?」「いつ毛が抜けるのか」「お肌のトラブル問題どうすれば良い?」
この記事では、脱毛後のあらゆる疑問を列挙しております。不安を取り除き、安心して脱毛に通う為に、ぜひ記事をご参考ください。
脱毛後の正しいスキンケア方法とは?
脱毛の施術を受けた後は、次の脱毛時期が来るまで次のようなことに注意してお手入れを実践してみてください。
正しいセルフケアで脱毛による肌トラブルを回避し、より効果的な脱毛を目指しましょう。
日焼けをしないようにする
脱毛中は肌が外からの刺激を受けやすい状態となるため、過度な日焼けはシミなどを引き起こす原因となります。
日焼け止めを塗ったり、長袖やラッシュガードを着用して過度な日焼けを避けましょう。
また、光やレーザーは照射された光がムダ毛の黒い色素(メラニン色素)に反応して脱毛をする仕組みとなっているため、あまりに日焼けをしていると肌の黒い色素に光やレーザーが反応してしまう恐れがあり、脱毛の施術が受けられなくなってしまう場合があります。
当日の施術前は、日焼け止めなどを塗っていると光が浸透しにくい為注意しましょう。
肌に赤みやかゆみがある時は冷やす
脱毛直後は毛穴の中に熱がこもっている状態であり、肌のほてりや赤みが生じてしまう場合があります。
サロンやクリニックでそれらの症状が現れた場合はその場で対処してもらえますが、家に帰ってもほてりや赤みが治らない場合は、自分で肌を冷やしましょう。肌を冷やす時は、冷たいタオルや冷水を使用すると良いでしょう。
また、ほてりや赤みの症状が施術を受けた翌日にも見られる場合は、速やかにサロンやクリニックに連絡をしましょう。
医師との提携がある場合は、提携先の医療機関などを紹介してもらえます。
保湿をする
脱毛中は、肌の保湿ケアを十分に行いましょう。
脱毛毎にサロンでも、専用のローションなどを用いて保湿サポートをしてくれる場合もありますが、自宅でもクリームやローションによる保湿を心がけてください。
脱毛後の肌は水分が損なわれて乾燥した状態であるため、外からのダメージを受けやすく、肌トラブルの原因となり得ます。
また、肌が乾燥していると脱毛の効果が十分に発揮されなかったり、乾燥がひどい場合は脱毛の施術自体ができなくなってしまうことがあるため、脱毛中の保湿ケアは非常に大切であると言えます。
ただし、サロンやクリニックによっては脱毛当日の施術前は、保湿クリームなどを塗ってはいけない場合があるため注意しましょう。
保湿をしっかりと行うことで、脱毛中の痛みの軽減ができたり、脱毛後の赤みが出にくくより良いお肌状態になります。
脱毛前後にやってはいけないこと
脱毛を受ける際に注意すべき行為がいくつかあります。
これらの行為は肌トラブルを招く原因となるほか、脱毛の効果の妨げとなる恐れがあるため注意しましょう。
脱毛前後の予定に十分に注意する必要があります。また、再開可能時期についても解説します。
サロンやクリニックによって異なる場合があるため、必ず通っているサロンやクリニックの注意事項を確認してください。
体温を上昇させる行為
脱毛直後は肌に熱がこもっている状態であるため、体温を上昇させる行為や血行を促す行為は禁止されています。
代表的なものには、お風呂(湯船での入浴)・飲酒などのアルコール摂取・運動・岩盤浴・サウナ・エステマッサージ・プールなどがあります。
これらの行為は、脱毛後最低12時間は空けるようにしましょう。
薬の服用
脱毛後は肌が敏感な状態であるため、普段から飲んでいる薬であっても思わぬ副作用が現れてしまう恐れがあります。
薬の成分の中には「光過敏症」という、光が当たると痒くなる成分が入っていることが原因と言われています。
痒みを発症させないために、脱毛前の2〜3日は市販薬あっても薬の服用は避けましょう。脱毛予定日に合わせて体調を管理しておきましょう。
また、脱毛前も薬の服用は禁止されているので、常用のお薬がある場合は、主治医に相談し脱毛ができるかどうか確認しましょう。
予防接種
薬の服用が禁止されている理由と同じく、脱毛後は肌が敏感であるため赤みやかゆみの症状が出る可能性がある為前後10日間は予防接種も控えましょう。
また、脱毛後だけではなく脱毛前も禁止されています。
ほとんどのサロンやクリニックでは前後10日は予防接種が禁止されているため、脱毛予定日に合わせてスケジュールを調整しておきましょう。
ムダ毛の自己処理
脱毛直後は肌トラブルを引き起こしやすい状態であるため、カミソリや脱色剤、除毛クリーム、ワックスなどを使用した自己処理は避けましょう。
また、脱毛は毛周期が大切なポイントであるため、毛周期に影響が出る毛抜きを使った自己処理は避けましょう。
夏場など、どうしても自己処理が必要な場合は、最低でも2週間は空けてから行うようにしましょう。
制汗剤の使用
制汗剤は肌への負担となるほか、毛穴を引き締める作用があるため脱毛の効果に支障をきたす恐れがあるため使用を避けましょう。
脱毛後おおよそ1週間は使用しないようにしてください。使用禁止期間中は、インナーを工夫したり汗をこまめに拭くなどして対策をとりましょう。
タイトな服を着る
脱毛後は肌が敏感な状態であるため、衣類の摩擦などにより肌トラブルを引き起こす恐れがあります。
締め付けの強い服やストッキングやタイツなどの着用は避けましょう。
脱毛後の着用は、おおよそ1週間は空けると良いでしょう。
脱毛後にムダ毛が気になる場合はどうする?
脱毛中は自己処理を避けた方が良いとされるのが一般的ですが、夏場はハーフパンツを着用するなど露出が多くなることもあり、ムダ毛の処理が必要となることもあるでしょう。
次のようなことに注意して肌にできるだけ負担のかからない自己処理を行いましょう。
電気シェーバーを使用する
自己処理をする場合は、カミソリではなく電気シェーバーを使用しましょう。
電気シェーバーはその構造上、刃が肌に直接当たらないようになっているため、肌への負担が少ないとされています。
サロンやクリニックによっては推奨している電気シェーバーや、独自の製品を販売している場合があるため確認してみましょう。
刺激が強い自己処理方法は避ける
毛抜き・除毛クリーム・ワックスなど、肌へ負担が大きくかかる自己処理方法は避けましょう。
脱毛後の肌は普段よりも敏感な状態であるため、いつも行なっている自己処理方法であっても思わぬ肌トラブルを招く恐れがあります。
できるだけ刺激の少ない、電気シェーバーを使用した自己処理をおすすめします。
自己処理後3日は肌を休める
どうしても自己処理が避けられない場合は、自己処理をした後おおよそ3日間は自己処理を禁止し、保湿などのケアをこまめに行なって肌を休めるようにしましょう。
自己処理によって肌トラブルが発生してしまった場合は、皮膚科を受診しましょう。
脱毛後はムダ毛が自然に抜ける!
脱毛後に気になることといえば、効果がいつ頃現れるのか?
脱毛において「本当に脱毛の効果がでているか」と不安に感じることがあるでしょう。
いつ頃、どのようにして効果が現れるのかを解説しております。
脱毛後どれくらいで毛が抜ける?
通常、脱毛の効果は、施術後2〜3週間すると現れます。
脱毛直後はムダ毛がしばらく伸び続けますが、新陳代謝によって2〜3週間が経過するとポロポロと自然にムダ毛が抜け落ちてきます。
これは脱毛効果がきちんと現れているというサインになります。
これを何度も繰り返していくうちにムダ毛が生えてこなくなってくるのです。
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脱毛後に毛を抜かない・触らない
脱毛後のお肌は非常にデリケートです。
お肌の清潔な状態を保つ為にも、脱毛直後や2〜3週間後に毛を自分で抜いたり、お肌を触ってみたりすることは控えましょう。
肌の炎症、肌荒れ、ニキビや毛嚢炎などあらゆるお肌トラブルの原因につながるのでご注意ください。
脱毛後にムダ毛が抜けない場合は?
脱毛の施術を受けた後2〜3週間が経過してもムダ毛が自然に抜け落ちないという場合は、脱毛の効果がきちんと現れていない恐れがあります。
その原因は次の3つが考えられます。自分自身で予防できる原因もあるため、次回の施術時には脱毛効果を実感できるよう対処していきましょう。
ムダ毛が休止期だった
毛には毛周期という3つの生え変わりサイクルが存在し、簡潔にまとめると「成長期」は毛と栄養を送る毛根が繋がっており、「退行期」は抜け毛の時期で、「休止期」は毛がまだ生えていない時期です。
「退行期」は脱毛の影響関係なく自然に抜ける毛ですが、抜けない毛は脱毛段階では「休止期」だったものが、その後に生えてきたことが考えられます。
ただし、毛がフサフサに生えそろってから脱毛すれば良いものでもないので、特にお店側、脱毛を受けている自身、両者に問題があるわけではありません。
うまく照射ができなかった
当然ですが照射されていないムダ毛には脱毛の効果が現れません。
肌の面積が広い部位であれば照射漏れは少ないですが、関節部分などの肌の面積が狭い部分の場合は上手く照射ができない場合がまれに見られます。
一部分だけ固まってムダ毛が残っていたり、列になってムダ毛が残っているという場合は、照射漏れが考えられます。
サロンやクリニックに相談して対応してもらうと良いでしょう。
何らかの理由でその部位に照射ができなかった
レーザーや光脱毛は、傷や剃り残し、肌の乾燥、過度な日焼けなどがあるとその部分は照射ができません。
しかし、これは脱毛方法によって異なるため注意してください。
脱毛前の自己処理では傷ができないよう十分に注意し、保湿を心がけ、日焼けもしないよう心がけましょう。
脱毛後の肌トラブルはどうする?
通常、どの脱毛サロンやクリニックでも肌トラブルがないようあらゆる対策をされていますが、その日の肌のコンディションや生まれ持った肌質などによって、赤みやかゆみが引き起こされる場合があります。
脱毛による肌トラブルが起きる前に、また、万が一お肌に気になる症状が出た場合は、以下のような対処をしてください。
肌に負担が少ない脱毛
脱毛による肌トラブルとして最も多く発生するのが、皮膚の赤みや腫れの症状です。
脱毛は基本的に、毛穴に対して熱照射を行うため、一時的に毛穴に熱がこもった状態となります。
敏感肌の人であれば、脱毛をした部分に蕁麻疹のようなブツブツができることもあります。
普段カミソリ負けがひどかったり、乾燥しやすい肌質であればより赤みが出やすいので、お肌に優しい光脱毛から始めてみるといいでしょう。
お肌のアフターケア
脱毛の照射による刺激で皮膚のバリア機能が低下し、肌が乾燥しやすい状態となります。
乾燥によるかゆみが生じる場合もありますが、掻きむしったりせずに保湿ケアを行いましょう。
まずはお肌を冷却
脱毛後に肌のほてりや赤み、かゆみなどが生じた場合は、まずは速やかに肌を冷やすようにしてください。
肌を冷やす時は氷を直接当てるなどの方法ではなく、タオルに包んだ保冷剤や冷やしたタオルなどを使用し、肌をしっかりケアしましょう。
冷やして症状が治まる場合は大きな問題はないため安心してください。
症状が治らない場合はサロンへ相談
脱毛の施術を受けた次の日になっても肌のほてりや赤み、かゆみなどの症状が治らない場合は、速やかに施術を受けたサロンやクリニックへ連絡をしてください。
メンズ脱毛専門店RINX(リンクス)でも、脱毛後に万が一何かございましたらまずはお電話にてお肌のご状態を伺い、ご来店をいただく場合もございます。
脱毛がはじめての方には、無料カウンセリングにて安全に脱毛ができるお肌状態であるかを確認させていただきます。脱毛のお見積もりのみの相談でもお気軽にお問い合わせくださいませ。
おわりに
脱毛はただ施術を受けていれば効果が現れるものではなく、脱毛後の正しいケアがその効果を左右します。
正しいケアを怠ってしまうと脱毛の効果が薄れてしまうだけでなく、肌トラブルを引き起こす原因ともなり得るため注意しましょう。
普段は肌トラブルとは無縁だという人でも、脱毛後の肌は自分が思っているよりも敏感な状態です。
もし肌に異常を感じたら、まずは通っているサロンやクリニックに相談し、正しい対処ができるようにしましょう。
また、脱毛サロンやクリニックを選ぶ際には、医療機関と提携のある所を選ぶことでより安心できるでしょう。
ドクターの所属学会
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本再生医療学会
ドクターの経歴
2008年 昭和大学 形成外科入局
2010年 千葉県救急医療センター 形成外科
2014年 コムロ美容外科 東京院院長
2015年 大手美容外科皮膚科クリニック院長
2015年 表参道ヘレネクリニック
2019年 同理事長
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