カミソリ負けの原因とは？キレイに治す方法と対策を紹介

「ヒゲ剃りをした後、いつもヒリヒリする」

「脇毛を剃ったらかゆくなった」

「すね毛のシェービングをしたら赤いポツポツができた」

そんな経験をした男性や、今まさに悩んでいるという男性はいませんか？

これは「カミソリ負け(尋常性毛瘡)」という肌トラブルのことで、切れ味の悪いカミソリでムダ毛処理をしたり、肌が乾燥した状態でシェービングしたりするとこのような症状が起きてしまいます。

カミソリ負けは、正しいシェービングとスキンケアで防ぐことができますし、できてしまった場合は改善するためにしっかり対策することが大切です。

この記事では、カミソリ負けが起きる原因と対処法、予防法を詳しく解説いたします。

カミソリ負けが起きる原因

カミソリは直接刃を肌に当てて毛を処理するので、シェービングの際ムダ毛と一緒に角質も少なからず削り取られてしまいます。

角質が削り取られすぎてしまったり、シェービング後にスキンケアをしないままにしたりすると肌の水分が失われ、外からの刺激から肌を守る働きのある「バリア機能」が低下してしまいます。

肌のバリア機能が低下すると免疫力も低下して肌がヒリヒリしたり、赤みのある湿疹やかゆみが発生したり、化粧水をつけるとしみたりする症状が出ます。

また、シェービングでできた小さな傷口や毛穴に雑菌が入り、ニキビや毛嚢炎になることがあります。

カミソリ負けが発生している時は、肌の水分が奪われてバリア機能が低下している状態ですので、角質にしっかり水分を補う必要があります。

シェービング後は化粧水や保湿クリームでアフターケアをして、敏感になった肌を鎮静させましょう。

シェービングを控え、保湿を続けて数日経っても赤みやヒリヒリとした症状が改善しない場合は、皮膚科で医師に診てもらいましょう。

炎症を抑える抗生物質の外用薬や、塗り薬を患部に塗って治療します。

肌荒れが発症した原因の対処とは違った市販薬を使用すると、逆に肌のバリア機能が低下して雑菌が繁殖したり、乾燥して悪化してしまったりする可能性があるので注意しましょう。

炎症が治まるまでの２～３日はシェービングを控えましょう。

カミソリ負けしている状態でシェービングを続けていると、肌にダメージが蓄積されて肌が黒ずむ「色素沈着」や、皮膚の下で毛が伸びてしまう「埋没毛(埋もれ毛)」になる可能性があります。

肌を清潔にした後、ヒゲを剃る前に蒸しタオル、ボディなら皮膚と毛が膨張して柔らかくなっている入浴時にシェービングすることで皮膚や毛穴のダメージを抑えられます。

カミソリの刃が毛に引っかかって皮膚に負担がかかるのを防ぐため、必ず処理する前にシェービングクリームを付けて、毛の流れに沿ってシェービングするようにしましょう。

複数刃の重みのあるカミソリなら、カミソリの重みで肌に余計な圧力をかけずにシェービングすることができますが、安価で購入できる軽いカミソリの場合はシェービングの時に力が入りがちなので、皮膚が余分に削り取られてしまいます。

力を入れず、肌の上を滑らせるような感覚で毛流れに沿ってシェービングをして、剃り残しがある部分だけ逆剃りをしましょう。

カミソリ負けを防ぐために、できるだけワンストロークで終わらせましょう。

また、カミソリより電気シェーバーの方が肌への負担を軽減できるのでおすすめです。

ヒゲ剃りで肌荒れが起きる原因とは？正しい処理で解決しよう

カミソリ負けで毎日のように肌に赤みが出ていたり、ニキビが中々治らなかったりしていません...

湿気が多い浴室でカミソリを保管していると細菌が繁殖し、刃が劣化しやすくなります。

雑菌のついたカミソリを使用すると、毛穴に雑菌が侵入してカミソリ負けなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

カミソリは戸棚や洗面所の乾燥したところに保管し、使用後は洗浄して清潔な状態にしておきましょう。

また、カミソリの交換時期の目安は約2週間です。

刃が錆びていたり、毛が引っかかったりするようなら新しい刃に交換しましょう。

カミソリでムダ毛処理を繰り返していると、肌にダメージが蓄積されていくのでカミソリ負けやニキビのような膿がたまる毛嚢炎などの肌荒れが起きやすいです。

自己処理の場合はムダ毛をキレイに剃っても2～3日でまた伸びてくるので、メンズ脱毛で毛を生やす根本原因から対策をするのがおすすめです。

メンズ脱毛なら自己処理が不要になるので、肌荒れやかゆみが改善されてキレイな肌の状態をキープすることができます。

特にカミソリ負けしやすい男性や、肌が敏感な男性の場合は肌に優しいサロンでの光(フラッシュ)脱毛が安全です。