ヒゲ剃り後の肌トラブル!肌荒れと赤みの原因と解決策
「ヒゲを剃った後いつも肌が赤くなってヒリヒリする」「カミソリ負けが治らない」
ヒゲ剃りは男性の身だしなみとして欠かせませんが、ヒゲ剃り後の肌荒れに悩む方も多いのではないでしょうか。カミソリはヒゲと一緒に肌の表面を削ることになるため、間違った剃り方をすると肌トラブルを引き起こします。
今回は、ヒゲ剃りによる肌荒れの原因や対処法、根本から解決できるヒゲ脱毛について解説します。
「カミソリ負け」の主な症状
カミソリ負けとはヒゲ剃り後に起きる肌トラブルのことで、尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)とも呼ばれます。カミソリでヒゲを剃ると、角質層が剥がれてバリア機能が低下し、肌トラブルが起きやすくなります。
カミソリ負けの主な症状は以下の通りです。
・毛嚢炎やニキビ
毛穴に黄色ブドウ球菌やアクネ菌が侵入すると発生することがあります。
・かゆみ・乾燥肌
角質層が剥がれることでかゆみや乾燥を招きます。
・ブツブツ肌
炎症により赤いブツブツができたり、埋没毛が発生して黒いブツブツができたりします。
・かぶれ
カミソリの刃による金属アレルギーや、シェービング剤による化粧品かぶれが起きることがあります。
カミソリ負けする原因は何?
ヒゲ剃り後にヒリヒリしたり、出来物ができたりして日常的な肌荒れに悩まされている方も多いのではないでしょうか。カミソリ負けはヒゲが濃いことや敏感肌だけが原因ではなく、カミソリで自己処理する方であれば、誰にでも起こる可能性があります。
ここでは、カミソリ負けが起きる主な原因を5つ解説します。
カミソリが切れない・汚れている
長期間同じカミソリを使用すると切れ味が落ち、雑菌が繁殖します。切れ味の悪いカミソリは刃に毛が引っかかったり、何度も同じ部位をシェービングしたりして肌を傷つけ、カミソリ負けを引き起こします。
また、不衛生なカミソリは毛穴に雑菌が侵入し、毛嚢炎やニキビが発生する恐れがあるため、カミソリは2週間をメドに交換するのがおすすめです。使用後は乾燥した場所に保管し、他人と共用するのは避けましょう。
剃り方が間違っている
間違った剃り方をすると肌に負担がかかり、肌トラブルにつながります。
次のような剃り方は肌を傷めるため、避けましょう。
・洗顔をしない
・顔全体を逆剃りしている
・力を入れすぎている
・同じ箇所を繰り返し剃っている
洗顔せずにヒゲ剃りをすると、雑菌を顔全体に広げることになります。洗顔料で余分な皮脂汚れを落とし、肌を清潔にすることが大切です。基本は順剃りで剃り残し部分のみ逆剃りで処理しましょう。
シェービング剤を使っていない
ヒゲ剃り前は、刃と肌の摩擦を軽減するためにシェービング剤を塗ります。洗顔料をシェービング剤として使用する方もいますが、洗顔料には肌を守る作用はありません。皮脂が過剰に落ちたり、皮膚がふやけたりして肌に負担がかかるため、洗顔料をシェービング剤として使用するのは避けましょう。
カミソリ負けしやすい方は、保湿効果の高いシェービングジェルやシェービングオイルがおすすめです。
アフターケアしていない
ヒゲ剃り後は角質層が刺激を受け、敏感な状態です。バリア機能が低下し、肌の水分が蒸発しやすくなっているため、化粧水で保湿することが大切です。「ヒアルロン酸」「セラミド」「コラーゲン」といった保湿効果の高い成分が配合された化粧水がおすすめです。肌がしっとりするまで重ねづけして、乳液やクリームで水分を閉じ込めます。
乳液やクリームは、「スクワラン」「シアバター」のような肌のバリア機能を高める成分が配合されているものがよいでしょう。
アレルギー反応が発生している
肌に赤みやかぶれが発生した場合、カミソリによる金属アレルギーや、シェービング剤・洗顔料の成分で化粧品かぶれが起きている可能性があります。敏感肌の方やアレルギー体質の方に起きやすく、カミソリ負けとは原因も治し方も違います。アレルギーの疑いがある場合は、皮膚科の受診をおすすめします。
また、金属アレルギー防止のカミソリや、「ノンアルコール」「ノンシリコン」といった低刺激性の化粧水を使用するようにしましょう。
肌荒れや赤みを防ぐヒゲ剃り方法
カミソリ負けは、間違ったヒゲ剃りやスキンケア不足が主な原因です。やみくもに剃ると肌トラブルを起こしかねません。しっかり前準備をして肌に負担をかけないヒゲ剃りをすれば、肌荒れを最小限に抑えられます。
ここでは、肌荒れや赤みを防ぐヒゲ剃りのコツを解説します。
清潔で切れ味のよいカミソリを使用する
切れ味が悪い、錆びているなど刃のコンディションが悪いときはすぐに交換しましょう。切れ味の悪いカミソリでは余計な力が入り、ストロークの回数も増えます。清潔で切れ味のよいカミソリを使用し、シェービング中はこまめに水で洗い流すと切れ味をキープできます。洗面台で刃を叩くと劣化を早めるため、避けましょう。シェービング剤が足りなくなったら塗りなおすことも大切です。
入浴中か入浴後に剃る
ヒゲの硬さは銅線と同等だといわれています。ヒゲが硬いままだと刃に引っかかり、毛穴が引っ張られて肌に負担がかかります。入浴中や入浴後にヒゲを剃れば、ヒゲに水分が浸透して柔らかくなるため、余計な力をかけずスムーズなシェービングができます。
入浴する時間がないときには蒸しタオルで2分~3分温めるのがおすすめです。蒸しタオルは、濡れたタオルをラップに包み、電子レンジで1分ほど加熱すればできます。
正しい方法でシェービングする
・洗顔で汚れを落とす
睡眠中に分泌された皮脂汚れや角質を落とし、肌を清潔にします。
・蒸しタオルで温める
ヒゲが柔らかくなり、むくみも取れて深剃りしやすくなります。
・シェービング剤を塗る
シェービング剤を塗ることでヒゲが柔らかくなり、摩擦を軽減できます。
・軽い力でシェービング
もみあげや頬周辺の柔らかいヒゲから剃り、口周りの硬いヒゲは後回しにしましょう。シェービング剤が浸透し、剃りやすくなります。全体を順剃りで、深剃りしたい部位だけ逆剃りで剃りましょう。
・シェービング剤を洗い流す
ぬるま湯でシェービング剤を洗い流します。すすぎ残ししやすいフェイスラインや顎の下は入念に洗いましょう。
アフターケアをしっかりする
丁寧なシェービングをしても、ヒゲ剃り後は角質層が刺激を受け、バリア機能が低下します。化粧水→乳液→クリームの順でアフターケアをして肌を鎮静させることが大切です。抗菌・殺菌作用のあるアフターシェーブローションを化粧水代わりに使用するのもおすすめです。敏感肌の方はアルコールフリーの低刺激性ものや、肌荒れ防止成分の「グリチルリチン酸」が配合されたものを選びましょう。
スキンケアが面倒な方は、化粧水・乳液・クリーム・美容液が一緒になった「オールインワン化粧品」がおすすめです。
正しいシェービングでも肌荒れや赤みをゼロにできるわけではない
ヒゲ剃りによる肌荒れを防ぐにために衛生的なカミソリを使用し、正しいシェービングをしても、肌に刃を当てる以上少なからず肌に負担がかかります。カミソリ負けが起きると肌に赤みや出来物が発生し、見た目もよくありません。肌が荒れていてもヒゲ剃りをしないわけにはいかず、いつまで経っても改善しない方も少なくないでしょう。
しかし、肌トラブルが発生した際に適切な処置をすれば、肌荒れの改善が期待できます。
ヒゲ剃り後に肌荒れや赤みが出てしまった場合の対処法
ヒゲ剃りで肌が刺激を受けるとバリア機能が低下するため、赤みやかゆみが発生したり、ブツブツができたりすることがあります。肌荒れした部位を掻いたり出来物を潰したりすると症状が悪化するため、避けたほうが無難です。
ここでは、ヒゲ剃り後に肌荒れや赤みが出た場合の適切な対処法を解説します。
患部を冷やす
カミソリ負けとは肌に炎症が起きている状態ですので、患部を冷やすことで炎症を抑えられます。
患部をタオルやガーゼを巻いた保冷剤で冷やし、肌を鎮静させましょう。保冷剤を地肌に当てると凍傷になる可能性があるため、注意してください。
また、かゆみがある部位を掻くと悪化したり色素沈着が起きたりする恐れがあります。回復までに余計に時間がかかるため控えましょう。
適切に保湿する
肌が炎症するとバリア機能が低下し、乾燥やかゆみが起きやすくなります。角質層が傷つき水分を保持する働きが落ちるため、高保湿の化粧水で水分を補給することが大切です。化粧水は冷蔵庫で冷やしたものを使用し、肌がしっとりするまで重ね付けしましょう。刺激を感じやすい状態になっているため、低刺激性処方のスキンケア商品がおすすめです。
乾燥がひどい場合は、皮膚を守る効果のあるワセリンを就寝前に塗るのも効果的です。
市販の治療薬を塗る
効果に「カミソリ負け」と書かれた、市販の軟膏薬を使用すれば改善することがあります。患部に清潔にしてから一日に2回~3回塗りましょう。
・ワグラス軟膏
新しい皮膚の生成を助け、外傷を治す働きをします。
・ドルマイシン軟膏
抗菌作用と抗生物質により、感染症や外部疾患に効果を発揮します。
・クロマイーN軟膏
抗生物質と抗真菌剤により、化膿性皮膚疾患の原因菌に効果を発揮します。
皮膚科を受診する
・再発が繰り返される
・1週間以上治らない
・炎症が悪化した
・かゆくて我慢できない
・アレルギーが疑われる
セルフケアをしても上記の症状がある場合、患部を触り過ぎると色素沈着や跡が残る恐れがあります。そうなるとカミソリ負けとは別の治療が必要になるため、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。抗生物質や軟膏による治療を受ければ、症状の早期改善につながります。
ヒゲ剃り後の肌荒れ・赤みを防ぐなら脱毛という選択肢も
カミソリ負けを根本的に防ぎたいなら、脱毛が効果的です。脱毛には「レーザー脱毛」「光脱毛」「ニードル脱毛」の3つの種類があります。どの方法も毛を生やす原因となる細胞にアプローチをする方法で、施術を重ねるうちに毛が生えにくくなります。自己処理をする頻度が落ちるため、ムダ毛の悩みだけでなく肌荒れの改善も期待できるメリットがあります。
ヒゲ剃りで肌荒れが起きやすい方は、痛みや刺激が少ない光脱毛がおすすめです。
肌荒れ・赤みにお悩みのご相談はメンズ脱毛専門サロンRINX(リンクス)へ
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また、特大サイズの冷却装置により痛みを最小限に抑えられており、痛みが心配な方や敏感肌の方も安心して施術を受けられます。
豊富な施術実績で安心できる
肌に優しいシェービングやスキンケアで、ヒゲ剃りによる肌荒れや赤みが起きるリスクを最小限に抑えられます。ただし、肌荒れのリスクをゼロにはできないため、毛が生える原因の細胞にアプローチできるメンズ脱毛がおすすめです。
RINX(リンクス)のスタッフは全員、知識・技術において認定証を取得した男性の脱毛技能士です。メンズ脱毛のプロフェッショナルとして、最善のアドバイスをします。
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