◇ 薬膳料理 納豆汁 ◇
2015年03月30日
薬膳料理 納豆汁
大阪ではまだまだ馴染みの薄い「納豆」ですが、最近ではニオイの少ない納豆などが
関西地方でも売られています。
春になり、関西では気温も上がり暖かく過ごしやすくなってきました。
まだ寒さの残る東北地方の郷土料理、納豆汁の「納豆を使った知恵」をご紹介いたします。
<お味噌汁に納豆>
お味噌汁の中に納豆を入れた「納豆汁」こそ、東北に伝わる郷土料理であり
健康食として親しまれています。
年始にいただく七草粥の代わりとして、納豆汁が登場するほど庶民の味として
定着しているようです。
<納豆(大豆)の健康成分>
大豆イソフラボン : 免疫力UP、ホルモンバランスの調整
レシチン : 整腸、疲労回復、殺菌抗菌
サポニン : 高血圧予防、美肌効果
カルシウム : 骨をサポート
マグネシウム : 抗菌作用、美肌効果
食物繊維 : コレステロール・中性脂肪を抑える、美肌効果
亜鉛 : 整腸作用
このように、大豆には健康や美容に良い成分が多く含まれています。
納豆を温かいお味噌汁に入れることで、体を温め免疫力を高め「風邪予防」にもオススメです。
納豆の風味が苦手な方は、やや長めに火を通すと良いでしょう。
より健康効果を高めたい時はサッと温めます。
体調管理が気になる男性は、ぜひお納豆汁を試しください。